あーちゃんはパソコンの操作でちょっとだけ自信がないときに、「押していーい」と聞いてきます。 私が別の部屋にいても、大きな声で「ねーねーおとうさん、おしていーい?」と聞いてきます。 最初は私が不安だったのでその都度見に行っていましたが、最近は見もしないで「いいよ」と返事をしています、そういってもらえるとあーちゃん自身も安心してパソコンを操作できるようです。 そもそもあーちゃんは、パソコンの基本操作をほとんどこなせますので、特に心配はないと思うのですが、本人は少し自信がない時があるようです。 あーちゃんはWindows95のスタートメニューが唯一苦手で、うまくたどっていくことが出来ません、ですので普段はデスクトップ上のショートカットメニューをクリックして、フォトレタッチソフトでお絵かきしたり、ワープロソフトででたらめな文字を打ったりしていますし、又ソフトを終了するときも、保存確認のメッセージにちゃんと「いいえ」をクリックします(むちゃくちゃな絵と文字なので)。 それほど出来るのになぜ「おしていーい?」と聞いてくるのか不思議ですし、たまに意地悪をして私が「あかん」と返事をしても逆にあーちゃんが「あかんっ!!」と言ってやはりクリックしています、自信があるのかないのかよくわかりません。 ちょっと話がそれますが、一度おじいちゃんの家でパソコンのワープロソフトを使って、あーちゃんが遊んでいるのを見ておじいちゃんは「へぇーこんなふうに使えるのか」とツールバーのとある使い方を初めて知ったそうです。(おじいちゃんはその使い方を知らなかったのです、でも知らないのはその一部機能の使い方だけですよ、他はちゃんと知っています、念のために。) もう少ししたらおじいちゃんはあーちゃんにパソコンの操作では、負けてしまうかもしれません。 |
あーちゃんは、最近おばさんにもらったキューピー人形がお気に入りです。 普段は特にそれで遊んだりはしないのですが、お風呂に入るときには必ず一緒に入ります。 あーちゃんいわくキューピー人形は「あかちゃん」なんだそうです。 お風呂に入ると必ず人形の体を洗いその後必ずシャンプーをつけて頭を洗っています、ちゃんと石鹸とシャンプーを使い分けてです、でもあーちゃんはまだ自分の体を一人ではうまく洗えません、特に背中を洗うのが大変みたいです。 キューピー人形を洗う前に、自分で体を洗えるようになって欲しいです。 |
あーちゃんは、4ヶ月ほど前からピアノを習っています。 前からピアノが大好きだったのと、おかあさんが出来ることなら習わせたいという願望からです。 家にピアノがないので、今まではあーちゃんのおもちゃの小さなキーボードで練習していましたが、ほんの少し、と言っても3音ぐらいですが弾けるようになってきたので、標準鍵盤のキーボードを少し早めのあーちゃんの誕生プレゼントという事で買いました。 今はご機嫌で遊んでいますが、私がコンピューターを始めると、コンピューターの方に寄ってきます(キーボードとコンピューターは同じ部屋においています)、そして、私に「交代してー」と言ってきます、まだまだコンピューターの方が好きなようです。 でも、おかあさんがキーボードを弾き出すと、あーちゃんはその横に行っておもちゃのキーボードを弾き始めます。おかあさんはおぼつかない指で正しい音を出していますが、あーちゃんは軽やかな指使いで無茶苦茶な音を出しています、足して二で割ればちょうどいいようです。 将来、おかあさんと「連弾」なんて事が出来るかも?楽しみです。 |
最近あーちゃんは、思い出したようにファミコンのゲームをしています。 前から好きだったのですが、このところ忘れていたみたいで、全然しようともしなかったのに、なにを思ったのか、ある日突然テレビの下のラックに入っているゲーム機を取り出し「ゲームする」と言ってし始めました。 私たちはそれを見て二つ感心しました、一つは、テレビの下のラックを開けることが出来るようになったことです。 あーちゃんが赤ん坊の時に付けたロックがあるので(大人だったら簡単にはずせる物)今までは、あけることが出来なかったのです、それがいつの間にかあけられるようになっていたのです。 もう一つは、少しだけですがゲームが出来るようになっていたことです、あーちゃんは「マリオ」が好きなんですが、前までは画面の左にしか進めなかったので(ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、右スクロールゲームなので左はすぐに行き止まってしまいます)全然ゲームが出来ず、すぐに怒ってコントローラーを投げていたのです。 何度教えてもあーちゃんには、理解できなかったのか、ゲームが出来なかったのですが、今回は、一応右に進むようになり、うまく行けばジャンプして敵をやっつけることもできます(すぐにアウトになりますが)、それを見て「おっ成長したな」と思うのは、親ばかでしょうか。 知らないうちにいろいろなことを覚える物ですネ。 |
ゲームがほんの少し出来るようになったあーちゃんですが、まだまだうまくできないので、最近では私たちにゲームをさせて、それを見るのも一つの楽しみになったようです。 以前は私たちがゲームをしていると「あかん」と言ってコントローラーをとったり、すぐにリセットボタンを押したりで全くゲームをさせてもらえませんでした。 でも今は、あーちゃんの方からコントローラーを手渡してくれるようになりました、そして私たちがプレイしているのをうれしそうに見ながら、「ゴーゴー!」と言ったり、ピンチになると「アーッ!」と叫んだり「ジャンプ!ジャンプ!」とアドバイス(?)をしてくれたりします、やられてしまうと「あーあ」といかにも残念そうに言います。 ゲームを見ていなくても、あーちゃんの実況中継のおかげで、だいたいの場面が想像出来ます。 |
あーちゃんは今、手足口病にかかっています、文字通り手足や口に発疹が出来るのです。 手や足に出来た発疹は、本人にとっては、わりと平気なようなのですが、口に出来る発疹はかなり痛いようで、ご飯はおろかつばを飲み込むのも痛い様です。 あーちゃんも今は、痛みを麻痺させる薬を舌に塗ってからご飯を食べています。 かかり初めの頃は、今ほど痛みがなかったようで、ご飯も何とか食べることが出来ていました、といっても、一口食べては、痛さで泣き、痛いのがおさまると又一口食べ、を繰り返していました、そんなあーちゃんを見ていてとても可哀想だったのですが、その反面、泣きながらでも食べているあーちゃんに、ある種たくましさを感じました。 |
先日おばあちゃんに、家の近くのお好み焼き屋さんにつれて行ってもらいました。 あーちゃんはお好み焼きが大好きです。 店に入りテーブルにつくと、店の人が一人一人の前に 「てこ」とお皿を置いてくれました、でもあーちゃんの前だけは、お箸とお皿を置きました、すかさずあーちゃんは、みんなと違うと思い自分もてこが使いたいと、おかあさんに「こうたいして」と、箸を差し出します、「あーちゃんは、お箸でないと食べにくいよ」と言いましたが、当然聞きません、しかたがないので店の人に頼んで、もう一本てこをもらいました。私は内心「食べられへんのとちゃうかなー」と思っていたのですが、「まぁいいか」と思い様子を見ることにしました。 お好み焼きが焼けて、前に置かれるとあーちゃんは早速食べにかかりました、でも、てこに乗せるのは出来ないので、おかあさんが適当な大きさに切ったものを、あーちゃんのてこに乗せてやりました、すると、わりとうまく食べるではありませんか、「へー結構食べられるんや」と思い、そこからは自分の食べる方に集中していました。 しばらくしておかあさんが「あんた何してんの!」と言うので、あーちゃんの方を見てみると、なんとてこの半分ほどを、口にほおばっているではありませんか、普通は、てこは斜めにして角から食べますよね、それをあーちゃんは、真っ直ぐ口に入れていたのです、いくら食べるための小さなてこといっても、大人でもちょっときついのでは?と思います。 その時のあーちゃんの口は、横に広がってすごく変な顔つきになっていましたので、みんな笑ってしまいました、それでもあーちゃんはめげずに、黙々と食べ続けていました。 好きなものを食べているときは、周りや自分の格好は気にならないようです。 |
食べ物の話題が続きますが、最近あーちゃんはギョウザが大好きです、家で食べても、どこかの中華料理屋さんで食べても、たくさん食べます。 普段あーちゃんは食事中でも落ち着きがなく特にお店で食べると、従業員の人の動きや、ほかのお客さんの動きにばかり見入ってしまい、食べる方はおろそかになってしまいます。 ところがギョウザを食べるときはちょっと違うんです、目はいつものように、いろんな人の動きを追ってきょろきょろしていますが、口は常にしっかり動いています、普段は口の中のものがなくなっても人の動きを追ってばかりで、食べることを忘れてしまっていますが、ギョウザのときは、人の動きを追うのを中断して、まず新たにギョウザを食べます、そして口をもぐもぐさせながら、また人の動きを追っています、それに、普段は食事中でもよくしゃべるのですが、ギョウザを食べているときは、全然しゃべりません。 本当にギョウザはよく食べます、大人の一人前を軽く食べてしまいます。 でも、ギョウザを一生懸命食べながら、目だけきょろきょろしている姿は、周りから見るとちょっと怪しいです。 |