ゴールデンウイークに家族で潮干狩りに行きました。 あーちゃんは風が怖いので、風を遮る物がない浜辺は苦手だと思い込んでいたのですが、いざ遊び出すと全く風を気にしない様子で、持って行ったスコップで砂浜を掘って遊んでいました。 風よりもあーちゃんは他のことを気にしていました。潮干狩りに行った浜は、入場料が必要なところで、夕方5時には終了して浜から出なければなりません。あーちゃんは浜はそう言う物だと思い込んでいたみたいで、「おとうさん何時まで?」と、時間を気にしていましたので、「あーちゃんここは時間を気にしなくていいねんで」と言っても、にわかには理解出来なかった様です。 結局あーちゃんは夕方まで2時間半ほど、浜で遊んでいました。 こんなに砂浜で遊ぶのが好きだったんだと、初めて知ったのですが、よく考えるとあーちゃんの好きな砂いじりと水遊びが、同時に出来る最高の場所だったのですね。 あまり綺麗な海では無いので、貝などを取っても食べることが出来無いのが少し残念です。 2004.6.3 |
実は、あーちゃんはアスリートだったのです。 と、大げさに書きましたが、本当の事です。 あーちゃんは、スペシャルオリンピックスに参加しています。スペシャルオリンピックスとは、知的発達障害がある人たちのオリンピックです。そこでは、競技に参加する人たちを「アスリート」と呼びますので、水泳に参加しているあーちゃんも一応アスリートです。 7月31日に水泳の県の競技大会がありました。 基本は「競技を楽しみましょう」という考えですので、参加者全員に何らかのメダルがもらえます。また、一つの競技の参加者が3〜6人で、その都度金銀銅のメダルをもらえますので、3人で競技したときは最低でも銅メダルをもらえます。 あーちゃんは団体競技に1つ、個人競技に2つ出場しました。結果は団体競技が参加賞メダル、個人競技がどちらも銀メダルでした。ま、銀と言っても1つ目の競技は4人中の2番でしたが、2つ目の競技は、3人の予定だったのが、1人欠席が出たために2人で競技になりました、ですのでもらえるメダルは、金か銀しかありません。 あーちゃんの出た個人競技は、ビート板を使ってのバタ足での競争でしたが、私はビート板を使ってでも、あーちゃんがバタ足で泳ぐのを初めて見ましたので、練習の成果が出ているのだと感心しました。 普段の練習とは違うプールで、知らない人がいっぱいいる中で、一生懸命泳いで貰ったメダルは、とても嬉しかった様で、ものすごくにこにこしていました。 参加賞でもなんでも、がんばった事に対しての評価としてメダルを貰えるので、どの人もとても嬉しそうでした。人と競い合う事も大事ですが、まず自分ががんばる事これが一番大事なんだと思いました。 2004.8.1 |
8月末までの長かった夏休みも終わりました、あーちゃんはこの夏、新しい体験をしました。 同じ学校のなかよしクラスの友達が、毎日家に遊びに来てくれました。あーちゃんより1年下なのですが、とてもしっかりした男の子で、その子のお母さんが働いているので、昼間に預かる意味も少し兼ねていました。 毎日同じ友達が家に来てくれると言うのは、あーちゃんにとっては初めての体験でしたので、最初は上手く遊べるのかと気になりましたが、大丈夫でした。 最初は、少しあーちゃんがわがままを言ったりしていましたが、後半はそんな事も無くなり、それなりに同じ時を過ごしていました。 同じ時、と言うのにはわけがあります、これは、お互いにあまり関わる事が出来ませんでした。お互いが関わって、同じ遊びをしたりする事は、私たちが思っているより難しい事のようです。 それでも、兄弟のいないあーちゃんにとって、同年代の友達と一緒に過ごすのは、とても嬉しかった様で、夏休みの宿題も友達と一緒だと、張り切ってこなしていました。 普段はなかなか友達と遊ばせてやれないので、今回のような機会はとても良かったと思います。 2004.9.1 |
先日あーちゃんは「自然学校」という、5泊6日の学校行事に行きました。 小学校5年生で5泊6日の日程と言うのは、結構長い日程で、修学旅行よりも長い日程です。 途中で衣類の洗濯などは出来ないので、持って行く衣類の量もかなりのものです。それだけで鞄の中はいっぱいですから、出発前の準備におかあさんは大わらわでした。 「自然学校に行くと、子供は成長して帰ってくる」周囲からはそんな声も聞こえて来て、あーちゃんはどんな風に成長して帰って来るのかな、と期待していました。 さて、5泊6日の日程を終えて帰ってきたあーちゃん、正直に言って成長したのかどうか全くわかりませんでした。 けれど、親元を離れて、友達、先生、リーダーと過ごした日々は、とても楽しかった様です。ひょっとしたら、私の気付かないところで、これからのあーちゃんの成長に影響するきっかけを体験してきたかも知れませんね。 ずーっとあーちゃんが「お泊まり」と言って、楽しみにしていた自然学校も終わり、小学校生活での大きな行事は、残すところ修学旅行だけになりました。 2004.11.11 |
この夏休みに一泊二日ですが、初めての家族旅行に行きました。 行き先は、色々考えたのですが、あーちゃんの希望で修学旅行で行った、モートピア鈴鹿にしました。泊まったホテルも修学旅行と同じホテルにしました。同じ所で無く違う所に行こうと思っていたのですが、あーちゃんは修学旅行で楽しい思いをいっぱいした場所に、私たちと行きたかった様です。 モートピア鈴鹿では、たくさんの乗り物に乗って大喜びでしたし、ホテルに泊まるのも喜んでいました。ただ、興奮しすぎて夜になかなか寝付かず、あーちゃんが寝たのは午前3時頃でした。 2日ともモートピア鈴鹿で過ごしたのですが、帰る時にあーちゃんの悪い癖が出ました。あーちゃんは途中で切り上げる事が出来ないのです、閉園の時間まで居ると閉園を納得してスムーズに帰路につくのですが、途中で帰る時は、まだ遊びたいと大泣きをします。 帰宅してからは、デジカメで撮った写真を見て喜んだりで、結果としては楽しい旅行になった様です。 2005.9.15 |
今、あーちゃんは「オシャレ魔法 ラブandベリー」というゲームにはまっています。 このゲームは1度ゲームをするたびに、ゲームで使うバーコードが付いたカードが出てきて、 あーちゃんは、以前からずっとそのゲームをしたかった様なのですが、
対象年齢が低いようで、幼稚園から小学校低学年位の女の子ばかりがしているので、
あーちゃんには年齢が合わないと言うことで、させていませんでした。 ところが、ある時あーちゃんにねだられて、おかあさんが買った雑誌の付録に、 そのゲームのカードが付いていました。 あーちゃんはそのカードを使ってゲームをしたくてたまらなくなり、 私たちも「ま、いいか」という感じでさせてやりました。 このゲームをさせなかった理由の一つに、おかあさんが心配していた事が有ります。 好きな要素が3つも有れば、当然はまってしまいます。おかあさんの心配したとおり、 しっかりはまってしまい、私が休みの日は、ゲームをしに出かけないと気が済まなくなってしまいました。 その分他のゲームはしなくなったので、ゲームにつぎ込むお金はグッと減りましたが、まだしばらくは「オシャレ魔法 ラブandベリー」にはまっているんでしょうね。 2006.9.5 |
カードゲームは、ゲームセンターなどでしか遊べませんが、あーちゃんが家ではまっているゲームも有ります。 私が家に居るとき限定ですが、ネットのMMORPGにはまっています。 数年前のMMORPGは有料の物ばかりで、あーちゃんが遊ぶには敷居が高かったのですが、最近は無料の物もたくさんあり、私と一緒に遊んでいます。 ずっと前に書きましたが、家にはあーちゃん専用のPCが有り、ネットに繋がった状態になっています。そのPCで一人で遊ぶときは、アニメのHPやラブandベリーのHPを見て遊んでいるのですが、私が仕事から帰って食事、風呂の後PCの前に座ると「おとうさんしよう」と言って待ち構えています。 夜遅いときも有るのですが、たとえ10分でもしたがります。 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、MMORPGはゲーム内で仮想の通貨が有り、それで色んなアイテムを購入するのですが、あーちゃんの場合無駄遣いが多く、肝心なときにお金が無いと言うこともしょっちゅうです。その都度「おとうさん買って」とねだられます。 現実社会でもネット上の仮想社会でもスネをかじられています。 2007.1.23 |