先日、あーちゃんの好きな曲のCDをレンタルして、CD−Rとカセットテープにダビングしました。 最初は、CD−Rにだけにダビングしていたのですが、あーちゃんがどうしてもカセットテープにもダビングして欲しいと言うので、ダビングしました。 私の車には、CDデッキが付いていないので、車に乗ったときに聴くために、カセットテープを欲しがったのだと思っていました。 しかし、それは少し違ったようです。 もちろん車に乗ったときもカセットテープを聴いているのですが、車から降りるときは、必ずカセットテープを家に持って帰ります、そして、家のステレオやあーちゃんのラジカセで、そのカセットテープを聴くのです。 と、そこまではいいのですが、パソコンで遊ぶときも、ラジカセをパソコンの側に持ってきて、カセットテープを聴きます、しかも、CD−Rをパソコンにセットして、同じ曲をかけるのです。同じ曲と言っても、シンクロさせているわけでは無いので、2種類の音が混ざり、ハッキリ言ってやかましいだけです。 その上、あーちゃんは、インターネット上のゲームで遊びます、もちろんゲームにはBGMが有ります。 3つの音が同時に鳴っている状態は、ものすごく耳障りでやかましいのですが、あーちゃんは平気みたいで、私が文句を言って1つの曲だけにさせると、とても不服そうです。 どうやら、あーちゃんは、パソコンの側でカセットテープを聴くために、ダビングをねだった様ですが、いったいどんな耳の構造をしているのでしょう。 2002.2.1 |
あーちゃんは、風邪を引いてしまいました。 普段から発作止めの「テグレトール」を飲んでいるのが、関係有るのかどうかはわかりませんが、あまり病気をしません。麻疹やおたふく風邪と言った、子供の頃にかかっておくと、比較的症状が軽いと言われる病気にも、一切かかっていません。 けれど、今回は、発熱を伴う風邪を引いてしまいました。 学校から熱が有るとの連絡を受け、迎えに行き早退させ、夕方に病院に連れて行きました。 病院に行っているときも、家で居るときも、普段の元気は全く無く、しんどそうでした。その日の夜中に、38度ちょっとの熱が出て、おかあさんは寝ずに看病していました。 元気のないあーちゃんを見ていると、やはり可哀想で、変われる物なら変わってやりたいとさえ思います。 朝になって、熱は下がったのですが、学校は休ませる事にしました。あーちゃん自身は、熱が下がったので、ちょっと元気になりましたが、学校に行かないとあーちゃんはエネルギーが有り余るのと、退屈なのとで、家でわがままになってしまいます。 ふと、熱がある時の方が、おとなしくてよく言うことを聞き、扱いやすいと思ってしまいます。 2002.3.1 |
怖い物がいっぱいあるあーちゃんですが、最近また一つ怖い物が増えてしまいました。 普段あまり使わなかったので気付かなかったのですが、車のみがリフトで上がり下がりする、タワー型の立体駐車場が怖いのです。 立体駐車場初体験の時は、私もわからなかったので、あーちゃんを横に乗せたまま駐車場の中に車を入れました、すると、いつもは一番最後に降りるあーちゃんが、まっさきに車から降り、「おとうさん、早く!早く!」と、外から私を急かせましたので、その時初めて、立体駐車場が怖いのだと気が付きました。 ほとんどの立体駐車場は、車を誘導する係の方がいらっしゃいますので、助手席などに大人が乗っていれば、車を中に入れる前に降りるように指示されますが、私とあーちゃんの2人きりなら、子供だけを先に降ろすのはかえって危ないとの判断で、「お子さんもそのままどうぞ」と、誘導してくれます、が、あーちゃんは入り口の前まで行くと、顔色を変えて「おとうさん、待ってるわ」と言いながら車から降ります。 車から降りた後、怖い物見たさなのか私のことが心配なのかはわかりませんが、おっかなびっくりの体勢で立体駐車場の中を離れた所から覗き込んでいます。 それにしても、あーちゃんの車から降りる動作は、ものすごく速く、「こんなに素早い動作も出来るんや」と、妙に感心したりします。普段は、「降りなさい」と言ってもなかなか降りないのに。 2002.4.1 |
毎回の事かも知れませんが、今回はかなり親ばかの内容です。 あーちゃんのおもちゃの中に、回転寿司のおもちゃがあるのです、それで遊んでいる時は、いつも一人で何か喋りながら遊んでいるのですが、ある時から「アイヨッ!」と、威勢の良い言葉を言う様になりました。 あーちゃんの知っている寿司屋は、おもちゃと同じ回転寿司しか知りません。回転寿司の店員さんは「アイヨッ!」なんて、威勢の良いセリフは言いませんので、どこで覚えたのだろうと、首をひねっていましたが、私は、ふと思い出しました。インターネットのミニゲームで、お客さんの注文通りに寿司職人に寿司を握らせるといったゲームが有りました、その寿司職人がお客さんの注文を聞くと「アイヨッ!」と、威勢のいい声を出すのです。 一時あーちゃんは、そのゲームが好きでよく遊んでいましたから、それを覚えていたのだと思います。 あーちゃんの「アイヨッ!」の声がとても可愛いと、おかあさんは喜んで「あーちゃんは将来商売人が向いているのかも」と、言っています。 それを聞いた私は「・・・・・そう・・・・・かも・・・・・ね」と、威勢のよくない返事をしました。 2002.5.1 |
学校でもプールの授業が始まりました。 あーちゃんはプールが大好きです。 私が子供の頃は考えられませんが、最近は室内プールの施設も沢山あり、冬でもプールで遊ぶ事が出来ますが、やはり夏に屋外のプールで遊ぶのが気持ちいいです。 ちょっと話がそれました。 あーちゃんは、朝学校に行く準備をサッサとはしません、テレビを見ながらパンを食べて、ゆっくりコーヒーを飲んでいます。 おかあさんが、「あーちゃん、早く!」と、せかせても全然言う事をききません。けれども、「今日は、プールの日やで、早くせんと、遅刻してプールに入れなくなるよ」と言うと、がぜんあーちゃんの動作は速くなります。 大好きなプールですから、遅刻して入れなくなったら一大事なのでしょう。 勉強よりもプールに入るために学校に行く、ま、それも良いのでしょうね。 2002.7.7 |
少し前の話しになりますが、夏休み前の日曜日に家族でどこかに遊びに行こうと、場所を考えていた所、ふと、良い案が浮かびました。 車で30分ほどの所に、ニジマスの養殖所兼釣り堀が有るのです。 竿は釣り堀が用意している物を使うのが決まりですし、エサも用意されています。それに、魚はお腹を空かしているようで、糸を垂らすとすぐに釣れます。 けれども、私には、魚を釣るという事と、もう一つ別の目的が有ったのです。 その釣り堀は、釣ったニジマスを釣り堀内にある食堂で、すぐに調理してくれて、食べる事が出来るのです。 あーちゃんと釣りをして、自分で釣った魚を食べる、人間の本質というか、自然の営みの様な物を少しでも感じてくれたら、と、考えました。 いざ行ってみると、怖がるかと思った釣りも、ほとんど怖がらずに、結構楽しんでいました。 釣り終えて、魚を食堂に持ち込み、調理してもらい食べました。 あーちゃんも魚は好きなので、美味しそうに食べていました。そこで、「あーちゃん、この魚は、さっきあーちゃんが釣った魚やで」と、言ってみました、あーちゃんは「うん」と、言ったきり、また黙々と食べていました。 調理している所は、見る事が出来ないので、実感が湧かないのか、それとも、本当に自分で釣った魚を食べているのだと、理解出来ているのかがわかりませんが、食べ物の流れが何となくわかってくれた様でした。 2002.8.3 |
この夏あーちゃんと初めて、甲子園球場に高校野球を観に行きました。 甲子園球場はすごく近くにあるのですが、今まで言ったことがありませんでした。 特別ひいきの学校が出場していたわけでも無いのですが、あーちゃんが雰囲気を楽しめればと思い、行きました。 家を出る前にテレビで「これを観に行くんやで」と、言ったのですが、理解させるのは無理でしたが、行き先がどこでも出かけるのが好きなあーちゃんです。高校野球を観に行くと言う意味がわからなくても、喜んで家を出ました。 私達は、無料で入場出来る外野席に行くことにしていましたが、あーちゃんは入場するのにチケットが必要だと思っていた様で、チケット売り場で「おとうさん、ここ」と、叫んでいました。「違うで」と、言い聞かせ外野の席に着きました。 しかし、あーちゃんが座って観ていたのは、ほんの数分で、あとは、売り子の人が通るたびに、「お菓子買って〜」「ジュース飲みたい〜」の連呼でした。 しばらくは買わずにいたのですが、あまりにもうるさいので、フランクフルトを買ってやりました。食べている間は静かに野球を観ていますが、食べ終わってしばらくすると、また、退屈してしまいますので、次に買ったのがポップコーン、これは量があるので食べるのに時間がかかって良かったです。 一通り飲み食いし、やはり退屈になったので、一人で「ちょっと行ってくる」と言って席を立ってしまいました。そのうち、右の通路から現れたり、また、左の通路から現れたりと、一人で通路を探検していたようです。 高校野球は、応援が賑やかなので、あーちゃんも飽きずに観られるかと思ったのですが、無理だったようです。ま、私達は、しっかり試合を観る事が出来ました。 2002.9.5 |