感想
大阪の長居公園の南側、大和川の手前にあり都心からのアクセスもまずまずの所にある。
ここの特徴は、吹き抜けを多用した開放感のある建物にあるだろう。まず1階のエントランスは5階まである吹き抜けになっていて、建物に入った途端思わず上を見上げてしまった。
肝心の風呂だが1階は水着を着て入るバーデ・ゾーンになっていて、グループやファミーリーで楽しむことが出来る。ここも5階までの吹き抜けになっている、その壁面はイタリアの建物風に作られており情緒がある。
このバーデは、屋内と屋外の2つのゾーンに分かれておりジャグジーやサウナ、子供が遊べるキッズバスなどがある。
私達が行ったのは夏だったからかもしれないが、このバーデ・ゾーンの水温は、温泉としてはかなり低くちょっと温めのプールと言った温度だった、その分のぼせずに長時間温泉良くを楽しめた。
同じ1階の別の場所に、男女別の裸で入る浴室がある、ここにもジャグジーやサウナ、露天風呂と言った物がある、残念ながら露天風呂から景色は見ることが出来ない、都会の風呂の悲しいところだ。
2階にはレストランがあり3階にはリラックスルームがある、このリラックスルームは、リクライニングシートでくつろぐ洋室と、畳の上にごろ寝が出来る和室とがある。
4階には別料金で利用できるフィットネスクラブがあり、5階は宴会場や会議室と言った施設がある。
全体の印象は、バーデ・ゾーンはまずまずなのだが、浴室がちょっと狭いのが気になった少し大きめの銭湯クラスの広さだ、露天風呂を入れると銭湯よりは広いが屋内風呂の狭さが洗い場の狭さにつながっており、体を洗うとき隣の人が気になった。
風呂とは直接関係ないが、この館内では現金を一切持ち歩く必要がない、入館時に渡されるロッカーキーで、自動販売機のジュース類も買うことが出来るからだ、今までのこういった施設ではロッカーキーで食事をしたりは出来たが、自動販売機で物を買うための小銭は持ち歩かなければならなかった、ずいぶん便利になった物だ、ただ、その説明書きが自動販売機に張ってはあるのだが、目立ちにくく気が付かずに自動販売機の前で小銭を持っておろおろしている人を何人も見かけた、改善を望みたい。
なお、この施設ではちょっと嫌な思いをしたのでそのことを書いておきます。
私が、更衣室で水着に着替えていると2〜3人の子供が濡れた水着のまま更衣室の自分のロッカーにやって来ました、それを見ていた清掃のおばちゃんが「床が濡れるから水着のまま来たらあかんで」と子供たちに言ったのです、私はビックリしました、水着を着て入る施設なのに水着のままロッカーの所に来てはいけない、そんな不条理なことがあるでしょうか、しかも理由が「床が濡れるから」だなんて。
私自身バーデで遊んで風呂に入った後に解ったのですが、「水着はここで脱いで下さい」という張り紙を見つけました、でも見つけたのはバーデの出入り口の目立たない場所で、その張り紙1枚が張ってあるだけでした、ロッカー付近にそういう張り紙はありませんでした、もう少しわかりやすい場所に張って下さい。
また、色々な温泉やクアハウスに行っていますが、「床が濡れる」と言う理由で注意される所は今まで見聞きしたことはありません。
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